オランダ アムステルダムにある微生物博物館「Micropia(ミクロピア・マイクロピア)」 へ子供と行ってきました。
微生物、、、と説明しても年長の子供には通じず「細菌博物館」と言い変えても「?」という顔をされたので
。。。「ばい菌博物館」というような、、と説明したら
とご理解頂けたかは全く不明ですが、とりあえず興味を持っていただけましたので(笑)小3男子と年長男子と行ってきました!
向かう途中、ばい菌というけど、納豆やチーズなんかは「菌」がないと食べられない、きのこも菌が、、
など、余計な説明をしてしまったら子供の顔は
???
となったのでした。
「微生物」を小学生にかみ砕いて説明できない語彙力のなさに絶望。。
と、さておき、いざ、微生物博物館へ。
「Micropia(ミクロピア)」は、アムステルダムにあるアルティス動物園の入り口の隣にあります。2014年にオープンしたという、新しめの博物館になります。
動物園の入り口を横目に「Micropia→」という矢印の方向に向かいます。
微生物博物館とは思えないような、とてもお洒落な入口ですね。
中に入ってミュージアムカードと引き換えに、チケット交換!
ちなみにここ、ミュージアムカード無しだと 10歳以上で1人15.00ユーロ、3~9歳で13.00ユーロ。なかなか良いお値段がします。
そして、中に入ります。
英語の説明もありました。入り口での説明も英語で聞くことが可能で
お姉さんが「世界で1つの微生物博物館だ」と説明してくれました。
ここからは微生物、また微生物。あそこにも微生物。(微生物博物館なのだから当たり前)
苦手な人には地獄のよう(笑)
途中体スキャン?などもあり子供たちは大はしゃぎ。体の中に微生物が沢山いるよというようなことが分かるようです。
とても衝撃的なものもあります。蟻、、、とか。
苦手な方は閲覧注意です。この写真、細かく眺めない方が良いでしょう。
そして写真には取りませんでしたが、死骸の画像に衝撃を受けていた子供たち。
微生物は悪い、、動物を食べちゃうんだ。。。など言っております。
そして、一番衝撃を受けていたのが日常にある微生物。
おもちゃ、サンダル、、、身近な者たちとその菌が見れます。
子供たちのテンションは、、、
はあ??おもちゃに菌???
かなり興味津々でした。
そして帰ってから、
ここに菌がいる。あそこに菌がいると大騒ぎ。
極めつけが、オランダのソファーには菌がいるから日本に帰りたい!など。。
日本にも菌はいるよ、日本のソファーも一緒というと、、驚愕していました(笑)
どうも、オランダだから菌がいると思った様子。
この「Micropia」展示内容だけ見ると、少し大人向けかなという気もしましたが、ここはオランダ。
ただ単に菌を展示するなんてしません。
子どもが喜ぶ微生物のスタンプラリーがありました。
微生物の形のスタンプを集める、とてもお洒落なスタンプラリー。
各スタンプで押される場所が異なり、異なる微生物のスタンプを集めます。
全部の箇所を回ると完成です。確か30個位ありました。
最後に押したスタンプの数をスキャンして数えられるのですが
几帳面な長男の
で何と最初から、もう一度回る羽目になるなど。。
とてもじっくり微生物と向き合いました(笑)
この博物館で興味を持ったので微生物の図鑑を探しています。博物館で目にしたものを、図鑑で調べる。とても良い学びだと思います。
ちなみに、
小3男子:もう一度行きたい
年長男子:もう来たくない
評価は真っ二つでした。
とにもかくにも、オランダにしかないという世界に1つの微生物博物館で、
子供たちには
・日常に「菌」があること
・いろいろな「菌」があること
・目に見えないものも「顕微鏡」で見えること
等、気づきを与えてくれ、とても勉強になる博物館でした。