
子供とアムステルダム国立美術館へ
子供とアムステルダム国立美術館へ行ってきました。アムステルダム国立美術館はRijksmuseumと言い、読み方はライクスミュージアムです。レンブランドの夜警、ゴッホなど有名で見どころ沢山の美術館ですが、子供はなかなか絵画を堪能してくれず子連れでは行きかねていました。ファミリデーがあると知り、良い機会なので行ってみました。アムステルダム国立美術館は予約不要で、ミュージアムカードで無料です。
ファミリデーということで、どんな感じかなと思い行ったのですが、オランダ語しかないようで子供たちは良くわからず撃沈。残念。館内案内のパンフレットがとてもお洒落でした。パンフレットは英語とオランダ語とありました。
荷物はクロークへ預けます。トートバッグを持っており、この程度だと大丈夫な美術館が多いのですが、ここでは入口で止められクロークへ預けるように言われました。
レンブランドの夜警
入り口入ると「NIGHT WATCHこちら」というような矢印がある位なので、アムステルダム国立美術館へは、この夜警を見に来る人が多いかなと思います。絵には詳しくないのですが、とても美しく迫力のある絵でした。子どもたちはというと、まさかの素通りです。「ちょ……これはレンブランドの夜警で……」と説明するも、数分しか堪能できませんでした。その割には「レンブランドね、あそこで見たよね」などいうので記憶には残っているようですが、子連れの美術館はなかなかゆっくりと堪能できません。
ゴッホの自画像
ゴッホの自画像もあります。小さな絵で、写真が撮りたい人が多いので、混雑していました。近くにゴッホ美術館があり「ひまわり」「花咲くアーモンドの木の枝」などの作品はゴッホ美術館にありますが、この自画像はアムステルダム国立美術館にあります。こちらも子供はそそくさと素通りです。その割にはこちらも「ゴッホ、あそこで見たよね」というので、記憶には残っているようですが……何歳位になれば子供も絵をゆっくり眺めたりするようになるのでしょうね。
館内にはその他にも見どころが沢山あります。こちらは閉じたり空いたり動いていました。ここは子供も大興奮。
日本やアジアに関する展示もあり、こういった彫刻は子供も立ち止まって「すごいね」など見ています。絵画より現代アートや、彫刻の方が分かり易いのでしょうかね。
床や展示の方法がとてもお洒落で、日本で行ったことのある美術館との楽しみ方の違いを感じました。
何というか、空間そのものがアートのような。展示の方法まで含めて美術館の雰囲気がありました。
子供たちは絵より噴水
アムステルダム国立美術館の庭にはこのような噴水があり、子供たちは(大人も)中に入ったりして遊んでいました。
ここが一番楽しかったようで、長々と遊んでいました。
アムステルダム国立美術館近くのミュージアム広場には公園もあるので、子供たちは噴水の後、滑り台で遊びました。
ゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館と色々な美術館があつまるミュージアム広場ですが、このような公園がある所が子連れにはとても助かります。
ミュージアム広場にはお土産が買えるショップもあります。オランダでしか買えないものも沢山ありますので、のぞいてみたら楽しいかもしれません。
アムステルダム国立美術館は、子連れですとゴッホもレンブランドも素通りという残念な結果になりましたが、個人的には行けてとても良かったです。今は噴水が楽しかったところかもしれませんが、いつか、美術館で絵を楽しんだことを思い出してくれたら嬉しいなと思います。