モコ美術館(moco musem)へバンクシーを見に

モコ美術館(moco musem)へバンクシーを見に

アムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館など、アムステルダムの著名美術館が多いミュージアム広場に2016年、新しく出来たmoco museum(モコ美術館)。話題の芸術家バンクシーの作品がたくさん展示されているということで、子供と行ってきました。※バンクシーの展示は2020年1月6日まで延長されています!

モコ美術館のある場所

モコ美術館はアムステルダムのミュージアム広場にあります。近くにはアムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館、ゴッホ美術館があります。モコ美術館は遅い時間(金曜と土曜日は20時、日曜日ー木曜日は19時)まで開いているので、他の美術館のあと足を運ぶのもおすすめです。

モコ美術館の見どころ

モコ美術館は2016年に新しく出来た美術館だそうで、ピンクの旗が目立ちます。常設展には日本人では草間彌生さん、村上隆さんの作品も、また、アンディ・ウォーホル、キースへリングなど現代アートでよく耳にするアーティストの展示作品が多くあります。常設展の他、企画展もあり、私たちが行ったときはバンクシー(Banksy)とダニエル・アルシャム(Daniel Arsham)の展示でした。どちらもメディアを通して存在は知っていたのですが、美術館で作品を鑑賞したことが無かったので、ここぞとばかりに行ってきました!

小さな美術館ですので、子連れの私たちには1時間半程度でお腹いっぱいというような感じでした。所狭しと飾られている作品に、次の部屋にはどんな作品があるんだろうとどんどん進んでしまいます。

草間彌生さん

草間さん、オランダでもフォールリンデン美術館に行った際作品に会えましたが、モコ美術館でも会えました。かぼちゃがキラキラしていて綺麗でした。映えそうなポーズをしてほしかったのですが……。写真のとりがいがありそうなストライプの場所もありました。

MOCO公式インスタだとこんな感じ。

ダニエル・アルシャム(企画展)

有名な時計の作品や、「Fictional Archeology」(フィクションとしての考古学)のコンセプトを感じる作品多数。かなり面白い作品たちでした。

バンクシー(企画展)


こちらは日本でも有名なのでご存知の人も多いかも。

風刺画のようで面白い。直接的なメッセージもあるので子供には刺激が強いかな?とはおもいましたが、それはさておき面白い。もっとゆっくり見たかった。

KAWS

子供たちが気にいって見入っていた作品。確かKAWSの。キャラクターのイメージが強かったのですが、絵を始めてみました。その他、著名アーティスト作品が沢山で面白い!

建物内だけではなく庭の作品も楽しい!

モコ美術館のお庭は「モコガーデン」と呼ばれており作品があり、庭も楽しいです。

インスタ映えスポットを探している人なんかこれいいかも。

こんな映え写真が撮れちゃいます♪(MOCOミュージアム公式インスタより)


子供は、ロッキングホース。空いている時を見計らって3回くらい乗っていました。私も1度。高くて怖い(笑)のですが楽しい。子供から大人まで色々な人が乗っていました。

子供たちと大笑いしたミッキーの作品。これ良いね!と大笑いしました。発想が面白いですよね。

モコ美術館のお庭には椅子などが置いてあり、のんびりくつろぐこともできます。ピンクがイメージカラーのようで椅子もピンク。お庭の石や木くずもピンクなんです。

子連れモコ美術館の感想

1、子供の年齢確認

今回も子供と美術館へ行ってきました。モコ美術館は9歳以下の子供は無料です。今回は、子供が9歳のうちに!というケチ根性もあったのですが、特に年齢確認はされませんでした。(エッシャー美術館も6歳のうちに!と急いでいったのですが確認されずでしたね (笑))

2、子供との過ごし方

美術館といっても、モコ美術館は小さな美術館で狭く、階段が多いです。小さな子連れだと抱っこが必須になりそうです。また、作品も広い部屋ではなく狭い部屋に飾られているので、混んでいる時間は子供には少し過ごしづらそうです。

ただ、お庭のロッキングホースや摩訶不思議なミッキーなど、現代アート美術館らしく楽しい場所も沢山です。単なる美術館よりは楽しめる場所かなと思います。うちは小学生になってようやく美術館でも、作品を素通りせずに過ごせるようになってきたという感じなのですが、現代アートの美術館は特に楽しそうに過ごしている印象です。

階段が多いので、しっかり歩けるようになってからの方が楽しめそうな美術館ではありますが、子連れだからーという雰囲気はオランダの美術館ではあまり感じません。むしろ笑顔で「いらっしゃい!」という感じで、子供たちにはmocoロゴ入りのラムネをくれたりしました。日本の美術館で子連れだとあまり良い顔をされないこともあったのですが、オランダの美術館のこういう子供大歓迎!の雰囲気は嬉しい気持ちになります。

3、子供にはそぐわない作品も?

現代アートなので、それなりに過激な作品もあります。私たちが行ったときはバンクシーの作品でしたので、中指立てている作品や、血が出ている風の作品なども。この辺はお子さんの年齢や、家庭の方針によって判断頂ければと思います。

4、トイレが2か所。2個しかない。

トイレの数が少なく、そんなに混んでいる時間帯に行ったわけではないのですが混んでいました。トイレはお家にあるようなトイレが2か所なので男性が2個、女性が2個しかないのですね。そりゃ混むわ……。ということでトイレは混みがちなので要注意です。

5、クロークが有料

クロークは無料の美術館も多いのですが、ここは小さい美術館という事もあるせいか、あまり預け荷物を歓迎していないようで、1つ50セントという事でした。公式サイトではクロークはないから他に預けてきてというような感じで書いているので、身軽で行った方が良いかもしれません。

また行きたいモコ美術館!

作品が入れ替わったら、また行きたいなと思う美術館でした。狭いし、階段が多いのですが、作品が面白いので良いですね。次はどんなアーティストの展示があるのかなーと楽しみにしてしまう美術館の1つです。

現代アート好きな方には、近くにあるアムステルダム市立美術館もおすすめです。オランダの現代アート美術館は日本にはまだ来ていない作品も多くありますし、写真撮影可なので、色々楽しておすすめの場所です。

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