マーストリヒトに子連れで2泊3日とのんびり観光をしてきました。その中で、ここはおすすめ！というスポットを厳選して掲載しています。子供と観光する場合におすすめの点も書いています。
１、「世界一美しい本屋」ドミニカネン書店
私が最初にマーストリヒトという町を知ったきっかけが、この美しい本屋であるように、マーストリヒト観光をする中でこの本屋さん目当ての人は多いようです。実際に行ってみたら、圧巻。教会の中に本屋があるような、なんというかこれまで見た事のない、美しい本屋でした。一度は足を運んで、この本屋を堪能したい。このためにマーストリヒトまで足をのばすのもありかな、と思うほどおすすめの本屋さんです。子供の本コーナーがあります。この本屋さんで買った本は、とても思い出にのこりますね。
2、水車のパン屋
水車で小麦のを挽くという光景が見れる所はあまりないのではないでしょうか。このパン屋さんは、実際に水車で挽いた小麦で作ったパンを販売しています。パンはレストランでも、テイクアウトでも楽しめるので良いですね。
子供的にも、なかなか見れない光景に興味深々でした。「昔は風車や水車で小麦を挽いていた」と、言葉では伝わりづらい説明も、百聞は一見にしかず。ここに来ればすぐに理解できます。博物館に来たようで、貴重な学習の機会になりました。
３、地獄の門と周辺の公園
地獄の門という仰々しい名前の門です。ペストが流行した際、隔離するのに使っていたのだとか。子供は興味を示さず、それより公園にある「大砲」に興味津々でした。足を運びやすい場所にありますし、遊具はないですが芝生が広く子供が走り回れるので、街歩きなどで鬱々している子供にはちょうど良かったようです。街歩きは大人は楽しいですが、子供はあまり楽しんでくれないことも。走り回れる場所があると、子供も楽しめますね。
4、聖ピーターの砦と洞窟探検
市街地から少し離れた場所にあるのですが、「洞窟探検をしたい」という子供の強い希望で足を運びました。実際に体験してみると、なんとも非日常な体験ができ、とても良い体験でした。戦争の際、かの名画レンブランドの「夜警」を隠していたことなど、ガイドさんと一緒でないと分からない説明が多くあり、とても興味深い時間でした。オランダ語と英語のガイドツアーがあります。
５、マーストリヒト自然史博物館
ここも子供の希望で足を運んだ場所です。マーストリヒトは「モササウルス」という恐竜が発掘された場所なのだそうです。オランダにはほかにも自然史博物館がありますが、小さいながらも、ここは雰囲気のある博物館でした。化石が多く展示されていたように感じます。
６、聖セルファース橋
写真に見える橋は、聖セルファース橋といってオランダで最も古い橋だそうです。橋は多くの人が行き来しているので、子連れだと少し歩きづらかったです。運河沿いにカフェがあるので、天気の良い時は運河沿いのカフェで腹ごしらえも良いですね。子供メニューのあるお店もあり、のんびりした時間を過ごせます。
７、フライトホフ広場
雰囲気のある広場で子供は走り回っていました。街歩きに疲れたら、子供たちはこの広場ならはしゃげきそうです。
８、マーストリヒト条約
マーストリヒトは、マーストリヒト条約が締結された土地です。欧州連合EUについて、少し興味を持つ機会となりました。小学校以上のお子さんには、マーストリヒト観光の傍ら、マーストリヒト条約の存在に触れられる良い学びの機会ですね。
９、三国国境「ファールズの丘」
マーストリヒト中心街から少し離れた場所になってしまいますが、３つの国の国境が交わる点が見れるという、珍しい場所です。電車でドイツからオランダにいつ入ったのか分からない？というような国境の感覚のヨーロッパですが、こんな風に国境に線を引いてもらうと、実感がありますね。この丘は、国境がある場所かとおもったら、公園もあり、子供が遊べる場所でした。
子連れのマーストリヒト観光
アムステルダムから電車で3時間程度。子連れだと日帰りは少し難しい場所です。私は、1泊を考えていたらBooking.comで マーストリヒト駅前のホテルが安かったため、国境まで足をのばそうと2泊してしまいました。アムステルダムに比べると、マーストリヒトはホテル代もだいぶ安く済みます。もちろん、慌ただしくはなりますが日帰りも可能です。
マーストリヒトはオランダなのですが、どことなくオランダらしくない雰囲気です。歴史あるお洒落な街で、街歩きがとても楽しい街です。子供が好みそうな広場や、博物館、洞窟などもありました。子連れ観光も楽しくてまた行きたくなる、魅力的な街です。
