オランダにある4つの日本語補習校

オランダにある4つの日本語補習校

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オランダにある日本語補習校の一覧を掲載しています。オランダには、アムステルダム、ハーグ・ロッテルダム、ティルブルグ、マーストリヒトと4つの補習校があります。日本語補習校は、日本語補習授業校といい、平日はオランダの現地校や、インターナショナルスクールなどに通っている生徒が日本語学ぶために通っている学校で、日本語が理解できることが入学に必要になります。いずれの学校も、毎週土曜日に朝から開校しています。

それぞれの学校で特色や授業料が異なります。

アムステルダム日本語補習授業校 Japanese Saturday School Amsterdam

アムステルダムにある補習校です。アムステルダム日本人学校校舎内に土曜日のみ開校しています。
首都アムステルダムや日本人が多いアムステルフェーンに近い学校で、補習校の中で最大の生徒数になります。
出席数などに制限があり、オランダの補習校の中でも厳しいという声も聞いたことがあります。(個人の感想です)
入学前に体験入学が可能です。

入学金(一律) 220ユーロ
小学部授業料 年額 1,360ユーロ(教材費除く)
中学部授業料 年額 1,400ユーロ(教材費除く)
プリクラス授業料 年額 1,404ユーロ(教材費込み)

住所:Karel Klinkenbergstraat 137, 1061AL, Amsterdam

http://www.jssa.nl/

ハーグ・ロッテルダム日本語補習授業校

ロッテルダムにある補習校で、ロッテルダムの他、ハーグ周辺からも通っている生徒が居ます。
毎週土曜日に開校、住所は非公開ということなので、この近辺で学校をお探しの場合は一度お問合せされることをおすすめします。体験入学があります。

授業時間
午前10時~午後2時半(昼食持参)

授業料
年間授業料(3期分割)1050ユーロ
家族費50ユーロ (一家族につき)

http://www.jss-haagrotte.nl/

オランダ ティルブルグ日本語補習授業校

オランダ北ブラバンド州ティルブルグ市にある日本語補習授業校です。

ティルブルグ (Tilburg)、アイントホーヘン (Eindhoven)、ブレダ(Breda)、
デンボッシュ('s Hertogenbosch), などが通学範囲でしょうか。
アイントホーヘンからスクールバスもあるようです。

授業料は、各学期ごと前納となります。
全学年 1080ユーロ

http://www.js-tilburg.org/

マーストリヒト日本語補習授業校

オランダ 南部 リンブルグ州 (Limburg) のマーストリヒト市 (Maastricht) にある日本語補習授業校です。
マーストリヒトは国境に近い街のため、ベルギーや、ドイツから通学している子もいるようです。体験入学が可能です。

授業料
入学金、登録料はありません。
四半期毎 年4回 × 300 €
(小学部・中学部共通 年間授業料: 年1,200 € )

https://sites.google.com/site/mjsschool/

オランダのどの日本人学校補習校も……

土曜日に開校し朝から、14時、15時まで1日かけて毎週勉強することになります。お弁当を持参する点はどの補習校も共通ですね。また、各学校持ち物なども決まっています。お弁当の下に敷くナプキン、上履き、などの持ち物があるのは、日本人学校ならではだなと感じます。教科書は、学校に通う前には自分で用意する必要がありますので、用意を忘れずに。(毎シーズン申し込みがあります)。日本から転校される場合は、使っていた教科書を持参された方が良いかなと思います。

オランダは大きな国ではないとはいえ、4つの補習校しかありませんので、家の近郊、どれかの学校に通うという形が多く特色では選びづらい点もあります。また、通ったものの通学が大変などの理由で、退学されるご家庭も珍しくないように感じます。

土曜日は習い事、お誕生日会等があることも多く、宿題をしながら平日現地校や、インターナショナルスクールに通っている子が通い続けるのはなかなか大変という声も多く聞きます。とはいえ、オランダに居ながら日本の文化や習慣にふれ、日本語で学べる貴重な環境です。日本語の図書館も魅力的ですよね。

ご家庭の方針に合わせて通う、通わない、どこの補習校に通うなどを選択し、お子さんの日本語学習にお役立てください。

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